「福祉型専攻科」とは、近隣の地域で通学しやすく、安全な環境で、
自立した生活を実現するために豊富なプログラムを仲間と共に学んでいく
2年制の自立訓練生活訓練施設です。
☆日常生活を一通り自分でこなせるよう
基礎的な体力と生活のための知識をを身につける
☆社会に出て人との関りの中で生きていけるよう
対人コミュニケーション能力や社会生活のための知識を身につける
☆豊かな心で生活できるよう
余暇、リクレーションの楽しみ方を見つける
ゆっくり。あせらず。しっかりと。
2年間でこれらの力を身につけ、
就労移行支援、福祉的就労(A型B型)、一般就労へとつなげて
いきましょう。
福祉型専攻科誕生の背景
一般の高校卒業後の進路は、大学・専門学校・高等専門学校を合わせると
進学率は80%以上で、ほどんどの高校生が進学の道を選んでいます。
一方、障がい者の進学率はわずか2%であり大きな隔たりがあります。
障がいを持つ青年の多くは、高等部卒業後、「就職」か「福祉的就労」の
2択しかないのが現状でした。
もっと勉強したい、学生生活を楽しみたい
就労への、心と身体の準備が出来ていない青年たちのために、
「就労」ではない第3の選択肢として、
「福祉型専攻科」という学びの場が各地で誕生しています。